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ホワイトペーパー
責任あるビジネスのための価値モデル
要旨
2021年7月から2022年2月にかけて、同志社大学社会価値研究センターの研究チームでは、新たな6つのESG及びサステナビリティ報告の枠組みから346の影響力の測定を、2021年6月時点における既存の価値のモデルに統合しました。これらの新たな枠組みには、国際サステナビリティ基準審議会 (ISSB) の気候関連情報開示プロトタイプ、ストックホルム・レジリエンス・センターのプラネタリー・バウンダリー、国際金融公社 (IFC) のパフォーマンス・スタンダード、UNDPの企業・事業体向けSDGインパクト基準、Science Based Targetsの気候変動開示、気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD) の指標、目標、トランジション計画に関するガイダンスが含まれます。
影響力の測定の数が2倍近く増加したにもかかわらず、当初の7つのステークホルダー、27の趣旨、80の目標モデルはほとんど変わりませんでした。しかし、パーム油の利用とそれによる環境や社会への悪影響がますます重視されるようになり、従来の地球環境のステークホルダーの項目に既存の 「生物多様性」 の趣旨に加えて、新たに 「パーム油の使用ゼロ」 という目標を設定し、81の目標としました。
本書の概要は以下の通りです。
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これまでの研究における基本的な考え方について
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調査を実施するために従ったプロセスについて
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私たちの最新の研究成果について
このフェーズにおいては、個々のサステナビリティ報告の枠組みの網羅性と信頼性に関するより詳細な評価を価値の測定モデルとして追加しました。
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